●ハンカチやティッシュに直接たらして

ハンカチやティッシュにアロマオイルを1〜2滴たらして香りを嗅ぐ方法です。

バックの中に入れたり、眠れない夜に枕元に置いたり。ただし、アロマオイルはシミになることがありますので注意してください。

 

●アロマポット（オイルウォーマー）を使って

キャンドルの熱でアロマオイルを温め、空気中に香りを拡散させる方法です。

アロマポットの受け皿に水または湯を入れて1〜数滴のアロマオイルを落とし、下部に入れたキャンドルの火で温められると、水分と一緒にアロマオイルが蒸発してお部屋に芳香成分が漂います。

火を使うため、取扱いは十分ご注意してください。

●アロマライトを使って

電球の熱でアロマオイルを温め、香りを楽しむ方法です。

上部にある受け皿にアロマオイルを1〜数滴落としてスイッチを入れると、電球の熱でアロマオイルが温められて、芳香成分が漂います。

火を使わないので比較的安全に使用できます。

 

●アロマストーンを使って

素焼き部分に直接アロマオイルを落として、香りを楽しむ方法です。

火を使わないので安全に使用できます。

●その他

ディフューザー、アロマキャンドルなど

●全身浴

お湯をはった浴槽にアロマオイルを1〜5滴（多くても5滴まで）落とし、よく混ぜてから入ります。就寝前などリラックスしたいときは少しぬるめのお湯（38℃）に、目を覚ましたいときやリフレッシュしたいときは少し熱めのお湯（40〜42℃）にします。

アロマオイルは湯に溶けないため、直接肌につく場合があるので量には注意してください。

アロマオイルは塩にまぜて「バスソルト」にすると湯に溶けやすくなります。

●半身浴

浴槽にみぞおの高さのぬるめのお湯（38℃ぐらい）に1〜3滴のアロマオイルを落とし、よく混ぜてから入ります。

ゆっくり長時間体を温めるのに適しているため、血行が良くなるので冷え性の方や腰痛の方におすすめです。

肩を冷やさないようにタオルなどをかけてくださいね。

●足浴（フットバス）

洗面器、バケツなどに足首から10?ほどつかるように少し熱めのお湯（40〜45℃）を入れ、アロマオイルを1〜3滴落とし、よく混ぜてから足を浸します。足を温めるだけで全身の血行がよくなります。

●手浴（ハンドバス）

洗面器などに少し熱め（40℃ぐらい）のお湯をはり、アロマオイルを1〜3滴落とします。よく混ぜてから両手を手首がかかるくらい浸します。

蒸気も自然に吸い込むので芳香浴も兼ねます。

●座浴

大きめの洗面器などにぬるめのお湯（38℃ぐらい）を腰のあたりまではり、刺激の穏やかなアロマオイルを1〜3滴落とします。よく混ぜてから洗面器に腰をおとし5〜10分程度浸かります。

●温湿布

洗面器に熱めのお湯をはりアロマオイルを1〜2滴落とします。そこにタオルを浸して絞り、患部にあてます。

目の疲れや体のこり、痛みを緩和します。目の周囲はすこしぬるめにしてくださいね。

 

●冷湿布

洗面器に冷水をはりアロマオイルを1〜2滴落とします。そこにタオルを浸して絞り、患部にあてます。

捻挫や打ち身の痛みの軽減になります。

洗面器に熱湯を注ぎ、アロマオイルを1〜3滴落として、湯気が顔にあたるようします。

バスタオルを頭からかぶり洗面器からの湯気が顔にあたるように、目を閉じて蒸気を吸い込みます。息苦しくならないように隙間を開けてください。時間は1〜5分を目安にしてください。

皮膚から直接アロマオイルの芳香成分を取り入れます。入浴後に行うと芳香成分がより浸透します。

本来は全身のマッサージですが、自分でできる部分的に気になるところへのマッサージからはじめてみましょう。

 

●マッサージオイルの作り方

　１．キャリアオイル、アロマオイルの順にビーカーに入れ混ぜる。

　２．遮光瓶に入れる。

　３．材料と作成日をシールに記入して容器に貼る。

 

アロマオイルは濃縮された成分のため、キャリアオイルなどで必ず希釈して使います。基本的な目安は1％まで、またはそれ以下にしてください。

顔に使う場合は0.5%以下で使用してください。